価値観

ゴミ拾いから始めて、自販機や電柱に貼られたステッカーの除去なんかをやっていたのだが、新しくしたばかりの塀にデカデカと描かれた真新しい落書きを発見し、バケツとブラシ持って来てせっせと消して帰って行ったと

投稿日:

372 :おさかなくわえた名無しさん 2019/07/01(月) 17:44:11.54 CkyodJ/O.net
俺の親父は落書きが大好き
自分で描く訳じゃ無いけど、橋の下や裏路地の塀なんかで見かける落書きがデザインとして好きらしい
俺には良く分からんけどね

俺ら子供にも手が掛からなくなってきたんで、親父は少し前に実家を趣味の家庭菜園を重視し、更に老後の為に手すりとかを取り付けるリフォームをした
そしてその時に、道路に面したボロボロのブロック塀を取り壊して、真っ平らで単色のいかにも落書きしやすそうな塀に取り替えた

親父は「この辺自販機とかに落書き多いし、しばらくしたら描かれるぞ」と自宅の塀が落書きされるのを楽しみにしていた
俺には全く理解出来ないけどね

その少し後、俺が実家に遊びに行くと親父がニコニコしながら出てきて、あの塀に連れて行かれた
それはもう見事に落書きされてた、街にはDQNだらけの底辺高校もあるし、まあされるだろうと思ってたよ

親父は「まだ描かれたばかりだからピカピカだけど、しばらくすれば掠れてカッコよくなるぞ」と落書きの今後を楽しみにしていた
俺には外車のエンブレムの出来損ないにしか見えなかったけどね

そして時は過ぎ、今年のスーパーGW
俺が実家に遊びに行くと、親父がトボトボと出てきて、あの塀に連れて行かれた
落書きは消されていた

なんでも町内会の爺さん達が、暖かくなってきたから街をキレイにしようと、何かの気まぐれで立ち上がってしまったらしい
忙しいのは祭りや行事の時だけで、普段は暇な老人が昼間から集まって酒飲んで将棋指すだけの集まりだったはずなんだけどな

ゴミ拾いから始めて、自販機や電柱に貼られたステッカーの除去なんかをやっていたのだが、新しくしたばかりの塀にデカデカと描かれた真新しい落書きを発見し、バケツとブラシ持って来てせっせと消して帰って行ったと

親父は「あの爺さん達が生きてるうちは、家の塀をアートにするのは無理かなあ」とか言っていた
爺さん達には是非とも長生きして貰いたい

373 :おさかなくわえた名無しさん 2019/07/01(月) 17:53:42.61 CkyodJ/O.net
爺さん達が立ち上がったきっかけは、災害の後あちこちのテレビで流れてるボランティア特集と、某原子力発電所の周りを整備する老人部隊の話を見たらしい
適度な運動にもなるし、せっかくだからと散歩ついでにゴミを拾い始めたのが始まりとの事

まあ、飽きたらいつの間にかやめるだろうと母は予想している

384 :おさかなくわえた名無しさん 2019/07/01(月) 20:46:31.72 YyhlYqCr.net
>>373
どのへんが神経わからん話?
いやすごく面白い話だったけど
お父さん可愛いね
引用元:http://medaka.5ch.net/test/read.cgi/kankon/1561615144/

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